ハーレーのマフラーを交換して重低音を感じる

ブラックハーレー

ハーレーのオーナーになって、1番最初に交換したくなるパーツがマフラーです。ハーレー独特の重低音を感じたくなります。
ハーレーのマフラーを交換にすることによる最大の変化はそのサウンドです。
純正のものでも独特の音や鼓動などを感じることができますが、音の好みは人それぞれなのでカスタムすることによって心地良い重低音を楽しむことができます。

他のパーツと同じようにカスタム用のアイテムはたくさんあり、その形状で分類されます。まずテーパードはオーソドックスなタイプのもので、サイレンサーが先に向かうほど細くなっており、別名葉巻型と呼ばれています。スラッシュカットはサイレンサーのエンドが斜めにカットされたもので、グースネックと呼ばれおり定番のアメリカン・マッスルなスタイルです。

ハーレーエンジン

トランペットはエンドがまるでラッパのような形状で、やや英車風のデザインですがチョッパー・スタイルに合うでしょう。フィッシュテールは、エンドが魚の尾に似ているクラシックなスタイルでビンテージ車両向けです。

ターンアウトは、エンドが曲げられているもので、スラッシュカットと同様にどのようなスタイルにも似合います。メガホンはエンドに向かって太くなり、パワフルな雰囲気を演出することが可能です。
マフラーを交換する時、エキゾースト・パイプの口径を確認することが大事で、サイズが合わないと装着できないので注意しましょう。エキパイ口径は、約38mmと約45mmがポピュラーで、まずバイクのエキパイ・サイズを確認します。

振動が多いハーレーなので、装着が弱いと運転している際に脱落する場合があり、交換した後での加速や燃費などに影響を与える大事なパーツです。

初めてマフラーなどを交換する人は専門ショップに依頼した方が良いでしょう。マフラーを交換する際に燃調調整が必要になります。エンジンに直結する部品で、抜けが良くなることで排気効率が高くなるので、燃調調整はきちんと行うことが大切です。
モデルにより違いはありますが、マフラーをカスタムすることによってエンジン・フィーリングを楽しめることがで、ハーレーのカスタムに関する世界を深く知るきっかけにもなるでしょう。
おすすめは、ハーレーらしい重低音のマフラーです。

ハーレーはバランスとデザイン

駐車 ハーレー

ハーレーのハンドルを変えることによって、一気に雰囲気が変わってきますので、自分のお気に入りのデザインを選びたくなることでしょう。
注意しなくてはならないのが、バイクに乗るときにはバランスがとても重要になるという点です。

ハンドルはバイクのバランスをとるために必要な部分でもありますので、チョッパーなど選ぶタイプによっては運転がしづらくなってしまうことがあります。
乗ってみても、最初のうちは慣れていないだけだと思うかもしれませんが、慣れたとしても乗りにくいと思うようであれば、運転をするのに危険になってしまいます。
運転がしづらいようであれば、事故を起こしてしまってもいけませんので、あまりにも乗りにくいタイプは避けることです。

ハーレーのハンドルの選び方で失敗をしてしまうと、腰や背中、首が痛くなることもありますし、風圧を強く感じるようになり、運転をしていると疲れてしまうこともあります。
特にツーリングなどで長時間乗る場合には疲れるようではいけませんので、あまり疲れが出ないようなタイプのハンドルに交換をしなければなりません。
あくまでもデザイン樹脂で選ぶのか、それとも実用性のあるハンドルを選ぶのかは、ハーレーオーナーによって分かれます。

デザイン カスタム

ハーレーのシートは重要なパーツ

ハーレー

ハーレーのカスタムパーツで人気が高いのがシートです。
純正のシートは大柄で体重がアメリカ人が乗るのに都合がいいように設計されているので、見た目だけではなく足つきやライディングポジション、乗り心地、操作性などの機能的な要求からカスタムすることがあります。

乗り味を左右するのがシートのクッション性です。クッション材の作り方には大きく分けて2つの種類があります。

1つ目は板状のスポンジを貼り合わせたものを、削って形にする製法です。自由に形を作れるので、主流となってきました。以前は同じ素材で全て作られていましたが、最近では乗り心地や疲れにくさなどのニーズに応えるために、硬さの異なるスポンジや低反発ウレタン、ゲルなどを重ね合わせて作られているものも多いです。

2つ目は型の中で液状のスポンジを発砲させるインジェクション製法で、量産しやすいことから多くの純正シートはこの方法で作られています。2種類の原液の配合を工夫することで、同じ素材ながら中心はコシがあって外側は柔らかいという理想的なクッションを作ることができます。

ハーレー

そのほか、デザインや表皮の材質、色などが自分の好みに合っているか、自分の体格や走り方に合ったライディングポジションになるのか、などを考えてカスタムするのがポイントです。
製法はいろいろありますが、それぞれに一長一短があります。

例えば1つ目の板状のスポンジを張り合わせるタイプは、1つずつ手で削って作る必要があるので、完成するのに時間がかかるのが欠点ですが、大きさや形状を細かく調整しやすいのがメリットです。

2つ目のインジェクション製法は形状を変更するには新たに型を作る必要があるのが欠点ですが、理想的なクッション材に調整しやすいのがメリットです。
ハーレーのカスタムで選ぶ時に最も大切なのが、車体のデザインに合っているかどうか、運転のしやすいライディングポジションになるかどうかということです。出来れば実際に乗り心地を確かめて選ぶことができるといいでしょう。

ハーレーのシートで定番の有名なブランドは「Le Pera(ラペラ)」と「Danny Gray(ダニーグレイ)」でしょう。
この2つのブランドはデザイン性と機能性のバランスに優れています。